|  財団の目的

台風や豪雨災害による流木等で、渓流、その流域にある滝がせき止められ、川が枯渇してし まっている現状をご存知でしょうか?

生物の生態にも多大の影響を与え、また渓流の景観も著しく損なっている現況の復旧および保全を行いたいと私たちは考えます。

近年、気候変動により相次いで発生している大型台風や、未曾有の大雨により、

豪雨の発生回数が、

観測至上異例の増加傾向にあり、

甚大な被害を、

全国各地に与えている事は、皆様も周知の通りだと思います。

豪雨の発生地域に位置する河川付近では、許容量を超えた降水量によって、周辺の山間・平野部から土砂に加えて大量の立木が河川に流れ込み、これらの流木によって引き起こさ れる河川の塞き止めを原因とする、

大規模水害が頻発するようになりました。

しかしながら、河川付近の山間・平野部には著しく高齢化の進んでいる地域も多く、河川 に流された流木・枝葉の除去が地域住民だけでは困難となっています。

私たちは、

この「流木災害」を問題視しており、

災害発生後の河川へボランティアの立場で参加し、流木の撤去作業 (又はその補助作業)を行うことにより、災害復旧及び二次災害の防止を目的としています。

復旧・除去活動の二次的効果として、活動を通じて被災地域の方々の心に寄り添い、災害発生による心理的ストレスの軽減を願い、

それを実現できる活動を通し地域に貢献したいと考えています。

冒頭にもお伝えしたように、

河川災害は人家へ被害を及ぼすだけには留まらず、河川周辺の景観まで毀損させます。

私たちは、

河川流域の景観の復旧も目的としています。

非災害時の活動として、既に山林の保水力を高める活動の一環として、放された林野を保 全する要性を定期的にSNSによって情報発信をし、定期的にボランティアを集めて山間部に点在する小規模河川の清掃作業及び放置林への植林・下草の伐採、除去などを行っています。

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